ほほ、口、ほうれい線
① ホホがこけているのが気になる
たるみが進んでいると、フェイスラインにボリュームが出るため、お顔の側面に凹凸ができ、ホホが余計にこけて見えてしまいます。
痩せている方やホホ骨がもともと張っている方では特に気になりやすい傾向にあります。
ホホの凹んでいる部分にヒアルロン酸を注入すると、凹凸が滑らかになり、お顔全体がスッキリと見えるようになります。
<ヒアルロン酸>
ボリューマXC ★★
② ゴルゴ線が気になる
目の下から外側に続く、斜め下に向かうくぼみをゴルゴ線といいます。
加齢によるほほのたるみや、体重減少により脂肪が減ることによって目立ってきます。
皮膚の下の構造(靭帯や骨の形)によって、ゴルゴ線が出やすい方、出にくい方がおられます。
ゴルゴ線にはヒアルロン酸注入が非常に効果的です。ゴルゴ線を持ち上げるようにしてヒアルロン酸を注入すると、ホホ全体がリフトアップする効果をもたらすことができます。
<ヒアルロン酸>
ボリューマXC ★★
③ ホホ骨付近の脂肪が多く顔が丸く見える
ホホ骨付近の皮下脂肪が厚い方では、顔が丸く見えたり、笑った時に目が下から押されて目が小さくなったりします。
この部位の脂肪は、加齢とともに減少してくる傾向にあるため、若いうちに減らしすぎると将来ホホがこけやすくなったりするリスクがあり、あまり減らさないほうがよいでしょう。
脂肪溶解注射(BNLS neo)を少量注射して、わずかな変化ぐらいにとどめておくのがよいと思います。
<脂肪溶解注射>
①唇をふっくらさせたい
薄い唇をふっくらさせるには、柔らかめのヒアルロン酸注入がお手軽です。上唇のみ、下唇のみ、など、気になる部位のみに効果を出すことも可能です。
口角まで唇のボリュームが出ると、口角が上がって見える効果もあります。
注入直後は腫れがやや強めに出ますが、1,2日程度で収まります。
<ヒアルロン酸>
ビタールライト ★
ボリフトXC ★
②口の上に入る縦ジワが気になる
口をすぼめた時にできる縦ジワは、口輪筋という口の周りを取り囲む筋肉の収縮によって起こります。加齢により皮膚のハリが低下してくると、気になりやすくなります。
シワの周辺にボトックスを注入すると、筋肉の動きが弱まってしわが改善します。
<ボトックス>
③ 口角を上げたい
口角が下がっていると、機嫌が悪そうに見えたり、あまりよいことはありません。口角が上がっているかどうかは、お顔全体の印象を大きく左右する重要なポイントです。
ただ、口角をしっかりと確実に上げる方法というのはなかなかなく、(口角挙上術という手術がありますが当院ではやっていません)一番よい方法は、「ご自分で口角を上げるトレーニングをすること」なのです。
口角を下げる作用のある口角下制筋にボトックスを注入して口角を上がりやすくする、唇にヒアルロン酸を注入する、などの方法があります。
<ボトックス>
<ヒアルロン酸>
お顔の悩み 口角のページ も参照
① (深い)ほうれい線が気になる
ほうれい線は、たるみが気になり始めるきっかけとして最もよくある部位でしょう。
ホホのたるみの結果ほうれい線が現れてくる方や、もともとの骨格でほうれい線が出やすい方など、原因も様々です。
鼻の横が一番深く、口に近づくにつれて徐々に浅くなってくるのが典型的なほうれい線です。
昔からよく行うのは、ほうれい線に直接ヒアルロン酸を注入する方法です。
わかりやすい変化であり、今でもご希望の方は後を絶ちませんが、入れすぎたり、何回も注入を繰り返したりすると、不自然に膨らんだりしやすいのが注意点です。
最近では、ほうれい線に直接入れるだけではなく、ホホに注入して持ち上げるようなイメージでほうれい線を改善する方法が、自然に見えるため人気があります。
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